串原の中沢地区の山裾で見事な花を咲かせるひよもの枝垂れ桜は、推定樹齢300年といわれる古木で、桜の所有者である三宅家の初代が亡くなった時、その墓のそばに墓守りとして植えられたと伝わっています。

幹の周囲は4.2m、全体の枝張りは20mにも及び、天然記念物や飛騨美濃さくら三十三選に指定されています。桜の可憐な花の色と、背景の桧の濃い緑色とのコントラストが格別です。